おばあちゃん
あたしが丁度16歳くらいの時、まぁけっこうみんな知ってると思うけど5歳くらいの時から喘息もちで、
その年は、とっても不幸な事に元旦から入院というかわいそうな事に(ジブンデイウナw
入院するのはすっごい久々で、しかもギリギリまで我慢しちゃったのでホントにやばかった(笑)

医者に「あなたは死にたいのか!!!!(怒)」って言われた程・・・・・・・・汗
まぁなんでこんなに悪化するまで我慢したかは、次のお話しで・・・・・・(謎)
喘息が悪化すると体内の酸素値が急激に減るから、入院してすぐに酸素(口にマスクするやつねw)
つけられて、自分で歩けないので車椅子で病室へ。

16歳はもう小児科にはかかれないので、内科の病室へ・・・・・・・
内科と言ったら周りはばーさんしかいない・・・・まぁ仕方ないのだけど。
となりは80歳のちょっとぼけてるお婆さん 忘れもしない 名前は藤田さん・・・・・

この藤田さん。。本当に困った人でとにかくわがまま(笑)
少しぼけているので当然と言えば当然なのだけれどもw 入院当日からかなり困ったw

酸素って付けたこと無い人はわからないかもだけど、シューシュー ポコポコ シューシューポコポコ
って音がずーっとしてるのねw お湯とか沸かす時にポコポコって音するよね?
あんな感じの音。

あたしが病室のベッドに運ばれて、具合悪いから寝てたけどw そしたら隣のそのおばあさんが
ナースコールを呼んで。。。。

看護婦さん「藤田さんどうしました〜?」
藤田さん「すみませんがねぇ・・・・今入院してきた人の事なんですけど・・・」
看護婦さん「はいはい。。。どうかしました??」
藤田さん「この夜中だって言うのに。。今入院してきた方・・・・」
・・・・・・となりで煮物してるみたいなんです・・・・・」
ぶっちゃけ具合悪いながらΣ( ̄ロ ̄ノ)ノ エェー って思ってたw

看護婦さん「藤田さんねぇ・・・あれは酸素よー 藤田さんも前してたでしょ〜」
藤田さん「でもあれは間違いなく煮物ですよ・・・うるさいのでやめさせてくれませんかねぇ・・・」
看護婦さん「藤田さんあんまりわがまま言うとナースステーションで寝てもらいますよ!!」

花はなぜかゴホゴホいいながら・・・「すみません私がナースステーションで寝ます・・・」←謎w
とか言ったら。看護婦さんが「いいのよー気にしなくって藤田さんちょっとぼけてるから〜」

Σ( ̄ロ ̄ノ)ノ エェー言っていいのかよとか思ったけどw

藤田さんは我慢できないらしくナースステーションで寝ました・・・・汗
どうしていいかわからないので、あまり係わらないようにしようって決めてその日は寝ただけど・・
次の日からが藤田さんの本領発揮・・・・・・・・・・汗

次の日朝起きて目を開けるといきなり お婆さんが花の顔を覗き込んでるーーーーーーーーーー!!藤田さん「あら起きたね〜」って言って普通に一人で喋り続けました・・・・・(笑)
もちろんあたしは具合が悪いので少しうなずくくらいしかできなくってw

孫の話とか自分の家の柿の木の話とか・・・戦争の話とか・・・・・
一回だけだったらとってもイイ話なんだけど、その話は毎日続き・・・・・・・・
花は二週間入院してたのですが、毎日同じ話を目覚めたと同時に聞かされ続け・・・
退院するときは本当に嬉しかった!w おばあさんだし断れないし、藤田さんには悪気はないのでw

今考えるとかわいいおばあちゃんだったなぁ・・・・と懐かしい限りですけどねww 


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